確定拠出年金=401kの仕組みの解説、資産運用・ポートフォリオ戦略に関する入門ガイド

初心者のための確定拠出年金(401k)入門ガイド

代表的制度の資産運用事例1


年金積立金管理運用独立行政法人

 年金積立管理運用独立行政法人では、厚生年金保険と国民年金の積立金運用を行っており、2006年3月末の積立金額の時価は、市場運用72.2兆円・財投債30.3兆円の合計102.5兆円。

基本ポートフォリオ
      基準値  許容乖離幅
国内債券  67%  8%
国内株式  11%  6%
外国債券   8%  5%
外国株式   9%  5%
短期資金   5%  --

基本ポートフォリオの前提としている期待リターン・リスク・相関係数

期待
リターン
予想
リスク

国内債券

国内株式
相関係数
外国債券

外国株式

短期資金
国内債券 3.0% 5.43% 1.00 -- -- -- --
国内株式 4.8% 22.57% 0.22 1.00 -- -- --
外国債券 3.5% 13.63% -0.05 0.29 1.00 -- --
外国株式 5.0% 19.50% -0.01 0.25 0.55 1.00 --
短期資金 2.0% 20.00% 0.39 0.05 -0.03 -0.07 1.00
合   計 3.37% 3.70% -- -- -- -- --


4.もっと詳しい年金の話 目次

1. 国民年金
2. 国民年金基金
3. 2005年度以降の国民年金・基礎年金の国庫負担割合の見直し
4. 2005年度以降の国民年金・基礎年金の仕組みの見直し
5. 厚生年金保険
6. 厚生年金基金

7. 2005年度以降の企業年金の見直し
8. 二国間社会保障協定
9. 確定給付企業年金と適格退職年金
10. 年金にかかわる税金
11. 代表的制度の資産運用事例1
12. 代表的制度の資産運用事例2

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企業年金連合会

 2006年3月末の時価積立金額は、12.6兆円。

基本ポートフォリオ

IIレベル Iレベル 基準値 Iレベル IIレベル
国内債券 43 39 37% 35 31
国内株式 39 35 33% 31 27
外国債券 11 9 7% 5 3
外国株式 28 25 23% 21 18

Iレベルに収まる範囲は許容範囲で、I-IIレベルまで乖離した場合は、掛金・給付シェアの機動的変更による調整を実施、IIレベルを超えて乖離した場合は、掛金・給付シェアの変更とともに、資産売買による調整を実施。

基本ポートフォリオの前提としている期待リターン・リスク・相関係数

期待リターン 予想リスク
国内債券
相関係数
国内株式

外国債券

外国株式
国内債券 1.50% 5.00% 1.000 -- -- --
国内株式 6.00% 21.00% 0.186 1.000 -- --
外国債券 2.50% 12.50% -0.088 -0.363 1.000 --
外国株式 7.00% 19.50% -0.049 -0.049 0.542 1.000
合   計 4.32% 9.17% -- -- -- --




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