個人型401kを始めるかどうかは、その人自身が判断します。自営業者など個人型の対象者が強制的に401kに加入させられることはありえず、あくまでも希望した人だけが始めることになります。
個人型は「国民年金基金連合会」(国基連)という団体が中心になり、希望者は国基連に申し込めば加入できます。
ただし、実際の申し込み手続きは都市銀行や地方銀行、郵便局、証券会社など「運営管理機関」と呼ばれる金融機関で行うことになります。
企業型では、各企業が個別に労使合意に基づく規約を定めますが、個人型の場合は、国民年金基金連合会が規約を作ります。
国民年金基金連合会は個人型401kに参入を希望する「運営管理機関」の全ての商品を扱わなければなりません。個人型の場合は、さまざまな金融機関の商品が目の前に並ぶことになり、それらの中からどの金融機関の商品にするかは、加入者自身が選択することになります。
なお、個人型の場合は、国民年金の保険料を払っていることが条件になります。加入者が保険料を支払っているかどうかは国民年金基金連合会でチェックされます。
> 個人型の確定拠出年金(401k)2
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